こんにちは、ぽんむぎです。
今回は育休中にリスキリング(学び直し)に関するお話です。
1年前の国会で、岸田首相が育休中のリスキリングを後押しするという旨の発言をして炎上しましたね…!
世間では「育児中は暇じゃない!勉強なんてやってる時間はない!」と大ひんしゅくを買ったそうですが、本当に無謀な話なんでしょうか?
この記事では、実際に産後半年でFP3級を取得した話をもとに、育休中にリスキリングをするポイントについてお伝えしていきます。
リスキリングとは?
リスキリング(学び直し)とは、新たな分野、業務で仕事をするために必要となる知識やスキルを習得することを指します。
政府はとりわけGX、DX、スタートアップなどの成長分野に関するスキルを重点的に支援していくようですね。
あくまで仕事で活用するためのスキル、ということなので、趣味で取る資格はリスキリングには当たりません。
「育休中のリスキリングを後押しする」発言はなぜ炎上したか
メディアの切り取り、印象操作なのかなと個人的には思っています。
そもそもこのような発言が出た経緯として、参議院本会議の代表質問で産休育休中のリスキリングに関する総理の考えが聞かれる場面がありました。
この代表質問に対して「育児中などさまざまな状況にあっても、主体的に学び直しに取り組む方々をしっかりと後押しします」と回答したに過ぎず、リスキリングの推奨は育休中に限った話ではないことが分かります。
加えて、育休中にやれと強制しているのでもなく、あくまで主体的に学びたい、希望する人に向けては支援しますよという発言でした。
これが新聞等では「総理 育休中の学び直しを後押し」と報道され、国民の反感を買い、炎上。
このような報道のされ方では炎上して仕方がないと思いますが、報道やSNSに踊らされずに情報を得ていきたいものです。
育休中にリスキリングをやってみた
なぜリスキリングをしたか?
ぽんむぎは産後半年でFP3級を取得しました。(現在、2級取得に向けて勉強中)
ちなみに育休中の自分の状況としては、こんな感じでした↓
・初めての子育て
・夫は日中仕事で不在
・実家は遠方で頼れない、頼る人が全くいない
・子どもは比較的大人しい
資格でも取るか!と思い立ったのは産後2ヶ月の頃。
生後まもなくは、慣れない育児にバタついていたこと、引越しがあったことなどから考える余裕がありませんでした。
少し落ち着いてきた頃に、子どもが寝ている間が暇に感じるようになってきたので、資格勉強を始めました。(低月齢だと一日の大半寝てますからね…)
FPを勉強しようと思った理由は、以下のとおりです↓
・子どもが生まれたので、ライフプランや保険を見直したい
・住宅購入を見据えて、ローンなど詳しくなっておきたい
・資産運用を本格的に始めたい
出産をきっかけに、お金について本格的に知識を得たいと思うようになりました。
FP3級ではお金に関する幅広い知識を網羅的に勉強できるので、自分の知りたいこととマッチしていました。
勉強の進め方
産後2ヶ月資格取得を決意したのち、産後3ヶ月で教材を購入し勉強をスタート。
資格取得までの勉強期間としては約3ヶ月で、毎日30分〜1時間、子どもが寝ているときなどスキマ時間に勉強していました。
もちろん勉強できない日もあったよ…!
勉強のやり方としては、まずFP3級は学科試験と実技試験に分かれているので、それぞれ対策する必要があります。
開始時 ▶前回試験の過去問を解いて、自分の実力を把握する
1ヶ月目▶学科対策:Youtubeで講義を視聴する
2ヶ月目▶学科対策:問題集を解く(間違えた問題はテキストに戻って復習)
3ヶ月目▶実技対策:Youtubeで講義を視聴する、問題集を解く
過去問を数年分解く
ちなみにYoutubeは「ほんださん」という方のチャンネルがおすすめです!
育休中にリスキリングをする際のポイント
育休中は赤ちゃんのお世話をすること、自分の体調を整えることが第一なので、無理はしない!ということが大前提です。
体調が良くても、赤ちゃんがいる環境ではテキストに向き合える時間は多くはありません。
実際ぽんむぎの息子は、抱っこじゃないと昼寝してくれない赤ちゃんでした。
そのため、Youtubeなど動画で勉強できるやり方、Voicyなどラジオ形式で耳から情報を得られるやり方をおすすめします。
これなら両手が塞がっていても、育児をしながらでも負担なく学ぶことができます◎
また、資格勉強でストレスが増えるのは悪循環になってしまうので、自分が本当に学びたいと思うものや勉強量が比較的少なめで取れる資格が良いと思います。
育休中にFP3級はおすすめの資格!
育休中にFP3級をおすすめする理由は2つです。
・子育てにはお金がかかるため、お金の知識を身につけることで備えができる。
・合格率が高く、比較的資格を取得するまでに労力がかからない。
FP3級の勉強をすると、例えば死亡や働けなくなったときの公的な支援を知ることができるので、自分に最適な保険を選択できるなど、余計な出費を減らすことが可能になります。
知らないと損をするような制度、仕組みを少し勉強しただけで知ることができるのは、今後の生活に大きく役立つことでしょう。
子育てにはお金がかかります。だからこそ、FP3級の基礎的な知識は確実に必要なものなので、ぜひ勉強してみてはいかがでしょうか!
まとめ
今回、育休中のリスキリングについて、実体験をもとにお伝えしました。
記事内でも書いたとおりポイントとしては、無理はしないことを第一に、自分が知りたいと思えるものを学ぶこと!
リスキリングがストレスになってしまっては逆効果ですが、知識・スキルを習得することで自己肯定感の向上に繋がるというメリットもあると感じています。
できる方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
それではまた次の記事で。
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